2005年 05月 21日
ノー・マンズ・ランド [NO MAN'S LAND] |
まずは良い映画だと言っておきたい。
面白いとかではなく、観るべき映画の1つだと
個人的に思う。
ボスニア軍兵士とセルビア軍兵士の敵対する
二人の駆け引きをユーモアとテンポの良さで
描かれているストーリーには引き込まれるが、
それ以上に同じ人間同士が争うことがいかに愚かで悲しい結末を生むかというメッセージが強烈に伝わってくる。
映画の中のセリフ、『 殺りくに直面したら傍観も加勢と同じだ 』というのがすごく
印象に残る。
結局、その状態まで行ったら良いことは何もないということ。
実際に戦争を経験した監督(ダニス・タノヴィッチ)の作品なだけに本物を感じた。
監督はインタビューでこういうニュアンスのことを言っていた。
「この映画の結論は観た人それぞれが出せばいい。この作品はそういう映画だ。
(この映画は)あらゆる暴力に対する僕の意思表示なんだ 」と。
どんな些細なことでも、争い事に到らない努力と対話がどれだけ大切か。
互いに尊重しあうこと。そういう意識が高まる映画だった。
面白いとかではなく、観るべき映画の1つだと
個人的に思う。
ボスニア軍兵士とセルビア軍兵士の敵対する
二人の駆け引きをユーモアとテンポの良さで
描かれているストーリーには引き込まれるが、
それ以上に同じ人間同士が争うことがいかに愚かで悲しい結末を生むかというメッセージが強烈に伝わってくる。
映画の中のセリフ、『 殺りくに直面したら傍観も加勢と同じだ 』というのがすごく
印象に残る。
結局、その状態まで行ったら良いことは何もないということ。
実際に戦争を経験した監督(ダニス・タノヴィッチ)の作品なだけに本物を感じた。
監督はインタビューでこういうニュアンスのことを言っていた。
「この映画の結論は観た人それぞれが出せばいい。この作品はそういう映画だ。
(この映画は)あらゆる暴力に対する僕の意思表示なんだ 」と。
どんな些細なことでも、争い事に到らない努力と対話がどれだけ大切か。
互いに尊重しあうこと。そういう意識が高まる映画だった。
by nong0506
| 2005-05-21 12:52
| 映画